★トリハロメタン許容量が甘い？ トリハロメタンを含む水道水を飲むということは、７０兆個にのぼる体細胞内部の、ガン化とガン抑制の 綱引き関係をくずし、発ガンの危険にさらす事に繋がる。 考えると恐ろしくなる事だが、国は水道水基準を設け、「基準値内にあれば危険ではない」としている。 では、「危険」とはどのレベルのものなのか？  平均的な日本人が一生のうちに飲むだろう水道水に含まれていても問題にならないと される量は、１ℓ中に０．１㎎であるという。 ここから割り出したものが、水道水質基準のトリハロメタン含有量。 では、「１ℓ中に０．１㎎」はなにを根拠にしているかというと、動物実験研究結果などから算出された 発ガン率である。 もちろん、動物実験のデータをそのままヒトに当てはめるわけにはいかない。 そこで、動物実験データによって得られた、一生涯飲んでも許されるガン化率に対応するトリハロメタン 含有量の１００分の１という数値が定められた。なぜ「１００分の１」なのかにはあまり科学的根拠は ない。つまり、「エイッ、ヤッ」なのであるとの指摘もある。  ここで問題とされるのは、トリハロメタンを０．１㎎/Lリットル含有する水道水（１００ppb）を一生飲み 続けて問題ないとした場合の発ガン率の設定である。 これは、１０万人あたり４人の発ガン率とされる。 毒物の許容量は一般に１０万人に１人以下として定められるのが普通なのであると言われる。 この確率が妥当な数字かどうかを考える上で参考になるのが交通事故による死亡者数。 世間では年間の交通事故による死亡者が１万人を超えると「社会問題」と騒ぐ。 このように比較してみると、毒物の許容量１０万人に１人は納得がいく。 水道水を飲んで交通事故死並みの確率の発ガン率があるといわれれば「エッ」と蛇口に伸ばした 手が止まる。 しかし、そのまた１０分の１ならば「まぁ、仕方がないか」という気持ちになる。 トリハロメタンはその４倍というのはどういうわけなのか？ その理由は、基準値を１００ppb以下に押さえると、東京をはじめ大都市部の水道水供給ができなく なるから。参考までに言えば、ドイツ、オランダなどの欧州の国々では１０万人に１人以下という基準を 作り守らせている。 現行基準のトリハロメタン含有量は決して安全な数値ではないのである。 網の目をすり抜けている有機塩素化合物 「ＰＲ」幸せな結婚のために・・・ 美容と健康の温泉選び |
