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★厚生労働省 「糖尿病実態調査報告書」のまとめと国民に向けたコメントです。
糖尿病の予防のためには、肥満防止をすることが大切。
肥満防止のためには、食べ過ぎに注意して、良く体を動かすようにしましょう。
初期の糖尿病は、自覚症状がほとんどみられないため、知らない間に病気が進行し、
糖尿病患者の生活に重大な支障をきたす合併症(神経障害、網膜症、腎症)が出現することも
あります。
この合併症を予防するためには、次のことが必要です。
1、適切な検診受診による早期発見
2、発見されたら早く治療を始めて、それを継続させていくこと
◆糖尿病が疑われる人は1370万人。男性の50才以上では4人に1人!
糖尿病が強く疑われる人(治療中の人を含む)と、糖尿病予備軍といわれる糖尿病の可能性を
否定できない人の年齢とその割合を示しています。
男性の場合は、50歳以上で4人に1人の方が糖尿病、もしくはその疑いがある人です。
(平成10年3月厚生省公表) |
私の身近に大変多くいらっしゃる感じのするのが糖尿病ですね!ですが、合併症が発症しないと、
これとした自覚症状がないためとても残念ですが、皆さん気楽にしていらっしゃいます。 |
糖尿病が強く疑われる人(治療中の人を含む)と、糖尿病予備軍といわれる糖尿病の可能性を
否定できない人の年齢とその割合、女性の場合は、50歳以上で5人に1人の方が糖尿病、
もしくはその疑いがある人です。
(平成10年3月厚生省公表) |
糖尿の方の3人に1人が肥満であるという事実が明かですね |
体型的に肥満型の人は、糖尿病の危険度が高いことがわかっています。グラフのように肥満度が
高くなるほど正常の比率が極端に低くなり、逆に糖尿病及び予備軍の方の比率が高まります。
(+20%以上)の目安は、体重で以下のようになります。ご参考にして下さい。
150cm→58kg以上 155cm→62kg以上
160cm→65kg以上 165cm→69kg以上
170cm→74kg以上 175cm→78kg以上
180cm→82kg以上
糖尿病の方の半数は、過去に肥満だった時期を経験している |
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過去に肥満時期を経験している人は、糖尿病との関わり合いが強い結果が出ています。
特に糖尿病の半分以上の方は、肥満を経験しています。また、予備軍の3人に1人も
肥満を経験していることになります肥満と糖尿病の関わり合いの深さを物語っています。
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糖尿病の発症とBMI値の間には相関性がある(肥満は糖尿病になる確率が高くなる) |
BMI値:Body Mass Indexの計算の仕方です。
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
理想のBMI値は22.0で、この数字だと最も生活習慣病にかかりにくい理想体型です。
男性は30代、女性は40代頃 に急にBMI値が高くなります。まずこの時期が、
要注意です。
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糖尿病が疑われる人の半数が治療を受けていないのが実態である |
糖尿病が疑われる人で、治療中の方は半分にも満たないのが現状です。糖尿病の
初期には自覚症状がほとんどなく検診などで高血糖が発見されるまで知らない間に病気が
進行しています |
糖尿病で最も恐れられていることは=合併症!!! |
糖尿病の進行が続くと、神経障害や、網膜症、腎症、足壊疸などの合併症が出現する。
これが最も恐れられていることなのです。神経障害が合併症となる確率が高く、
糖尿病全体の4人に1人です。 |
糖尿病は、心臓病や脳卒中にも大きく関連している |
糖尿病では、網膜症や腎臓などの小血管障害と呼ばれるものとともに、心臓や脳などの
大血管障害にも関連することがよくあります。グラフの通りですが、その割合は、正常な方と比べ
約倍で心臓病は1割の方が、脳卒中は5%の方に症状がみられる。
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この合併症にならないように、合併症の怖さを学び実感し予防の努力をお薦め! |
★合併症続き(2)へ→クリック
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