性病 |
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性病は云いにくいと思わず早い時期に治療! |
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★病気の完治への近道は、すべて早期発見★ 性感染症もガンも、どんな病気でも早い時期に治療する事で、治療期間が短くて済むだけではなく 命を救う事もできる場合が多いが性病も例外ではない。 最近、性行為によるエイズウイルス(HIV)感染者の急増が社会問題となるなか、エイズ以外の 性感染症もじわじわと増えている。 若い世代を中心に予防が不十分なことが一因となっている。 検査で早期に見つけて治療を受ければ軽症ですむが、放置して悪化させるケースが多い。 検査体制や啓発活動の充実が課題で、郵送による検査が登場、口にしにくい性感染症の 名称変更を求める声も出ている。 「子宮頸(けい)ガンの一歩手前と診断された時は、目の前が真っ暗になった」。と、 東京都世田谷区の主婦N・Hさん(32才)が振り返る。 初めて妊娠した10年前、妊婦検診で偶然、子宮の入り口付近にガンになる可能性のある 細胞が見つかったのだ。 原因は性交渉で感染するヒトパピローマウイルス(HPV)だった。 性体験のある女性のほとんどが感染するありふれたウイルスで、通常は感染しても自然に 体外に排除される。 約百種類あるHPVは、ガンを引き起こしやすい「高リスク型」と、イボ状の塊が多発する 尖圭(せんけい)コンジローマになる「低リスク型」に大きく分かれる。 N・Hさんは高リスク型だったのだ。 「二人目の子供も欲しかったので、子宮の切除手術はしたくなかった」と言うN・Hさんは 主治医のアドバイスに従って免疫力を高める食事療法を続けた。 4年後の検査で治癒している事が分かり、その後第二子を無事出産。 「今では2年に1回、子宮頸ガン検診をうけている」という。 「初期の子宮頸ガンは自覚症状がなく発見時には進行しているケースが多い」と 性の健康医学財団(東京・文京)の松田静治理事長(産婦人科)は説明する。 国内の患者は約2万人で年間約2千5百が亡くなっている。 「初期で見つかればほぼ完治できる事を知らない人が多い」と指摘するのは、 特定非営利活動法人(NPO法人)「子宮頸ガンを考える市民の会」(東京・千代田)。 検診の受診率は約2割で、8割以上の欧米を大きく下回る。 発症のピークは、子宮本体の内膜にできる子宮体ガンが50才代であるのに対し、 子宮頸ガンは30才代。 感染から発症までに10年以上かかる。 このため「感染してもガン細胞に変異する前の10代後半から20代の若い世代の認知度を 高めるのが重要」であると強調する。 長野赤十字病院(長野市)菅生元康副院長(産婦人科)は「性感染症の治療の 基本は早期発見。感染したかもしれないと感じたら、早めに受診してほしい」と語る。 「例えば、性器ヘルペスには効果的な薬があり、初期に服用すれば症状が軽くすむが、 発見が遅れると症状が進み、再発の可能性も高まる」。 ただ、仕事をもつ女性は病院で検診を受けるために休みをとりづらく、「恥ずかしい」と 検診をためらう人も少なくない。「性器ヘルペスなど性感染症の名称も一因」との指摘もある。 グラクソ・スミスクライン(東京・渋谷)が2005年秋、過去1年間に性器ヘルペスと 診断された206人を対象に調査したところ、回答した149人のうち、女性の86%、 男性71%が「名称に抵抗感がある」と答えた。 ◆こうした中、自宅で感染症を検査する取り組みも始まった。 群馬県健康づくり財団(前橋市)は2006年2月から、子宮頸ガンの原因となる高リスク型 HPVの有無を調べる検査キットの送付を始めた。 インターネットや電話で申し込むとキットが郵送され、自分で細胞を採取して送ると、 1週間程度で結果が通知される。費用は4千5百円。 民間のアイ・ラボCytoSTD研究所(東京都八王子市)が4年前から行う自宅検査サービスは、 性器クラミジアなど8種類の性感染症を一度に調べるのが特徴。 女性が対象で費用は7千5百円。椎名義雄社長は「女性にとって産婦人科は敷居が高い。 自宅検査で少しでも性感染症を減らしたい」と話している。 感染増加倍率と感染の症状へ |
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