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◆検査と同時に切除◆ 内視鏡での大腸検査で、がん病変が見つかればその場で患者に説明し切除ーーー。 切除まで同時に行える大腸検査を、昭和大学横浜市北部病院の工藤進英・副院長は 2時間で約20人のペースで行う。 患者は数分の時間を割くのと、当日の飲酒や激しい運動を控えるように注意するだけ。 オリンパスと共同開発した特殊な内視鏡が、百倍のズームや、がんが疑われる病変に 染色液をかけて詳しく観察する事を可能にし、直径2ミリの早期がんでも見つけられるという。 「内視鏡検査と同時に切除できる利点は非常に大きい」。 心臓の病気、狭心症の手術でも一泊二日の入院で済む手術法が浸透し始めた。 狭まった冠動脈に金網状筒「ステント」を入れて押し広げ、血液の流れをよくする カテーテル治療で、血管が再び狭まるのを防ぐ薬剤を表面に塗ったステントも04年に 登場して使用が急増している。 手首の血管からカテーテルを挿入するだけで、手術も一時間ほど。 胸と切り開き詰まった血管の代わりに別の血管をつなげる従来のバイパス手術は、 手術に数時間かかる上、一週間から一ヶ月程度の入院が必要で、これに比べると 患者ん負担は少ない。 ★「日帰り」も広がる★ 胸が苦しく受診したところ狭心症と判明した患者さんは、千葉西総合病院(松戸市)で 9月1日にカテーテル治療を受け翌日退院。 「こんな短期入院で済むとは」と驚きの声とあげる。 重い荷物を持つのは難しいが「デスクワークなら問題ない」。 執刀した三角和雄院長は、「心筋梗塞で倒れて運ばれた患者以外はカテーテルで 対応できる」と話す。 手術したその日に自宅に帰れる「日帰り手術」の範囲も広がっている。 例えば目の治療では、レンズの働きをする目の水晶体が白く濁る白内障の手術で 以前から日帰りが浸透しているが、角膜移植で日帰り手術を実施するところも。 輸入角膜が手術予定日に確実に届くシステムを作り日帰りを可能にした両国眼科 クリニック(東京・墨田)の石岡みさき院長は「入院の煩わしさがなく、待ち時間も減らせた」 と利点を話している。 ガン改善体験 |
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