中高年 |
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中高年の高脂血症 |
TOP | 中高年の高脂血症半数以上 |
◆中高年者の高脂血症は半数以上といわれている。40代~50代以降は要注意◆ 日本では高脂血症の人は、年々増えて中高年の半数以上が高脂血症というデータが出ている。 平成11年「国民栄養調査結果」によると、高脂血症の人は、年代別にみると男性に多いのは 40代と50代で、中高年の半数以上が高脂血症となっています。 一方、女性は更年期になってコレステロール値が高くなる傾向があり、50代と60代では、 60%を超えています。 この人たちはみんな動脈硬化予備軍ということです。 つまり、心臓病や脳卒中にかかりやすい人がドンドン増えているということで、とても深刻な 問題といわれています。 日本人はもともとは世界の中でもコレステロール値が低い国民であったが、日本人の コレステロール値は年々増加し、高脂血症患者も急増しました。 この原因としては、食事の内容、特に飽和脂肪酸(動物性脂肪に多く含まれている)の 摂取量が大きく関与している事が指摘されています。 日本人の食生活は、穀物・野菜・魚中心から、肉中心の欧米風の食事に変化し、 動物性脂肪の摂取量が急カーブで増えました。 この傾向は若者に特に顕著で、若年層のコレステロール値を引き上げる原因になっています。 このことから、今後さらに高脂血症患者が増えると予想されるのです。 ◆500人に一人は家族性高コレステロール血症◆ 家族性高脂血症には、いくつかの種類があります。 なかでも多いのは、家族性高コレステロール血症です。 500人に一人という高頻度でみられます。 家族性高コレステロール血症の人は、悪玉コレステロールとよばれるLDLを血液中から細胞内に 取り込む「LDL受容体」に先天的に欠陥があるため、血液中にコレステロールが滞ってしまう。 ですので、当然、子供の頃からコレステロール値が高く、早期に動脈硬化が進行します。 男性の場合は50=60才くらいで、約50%の人が心筋梗塞や狭心症にかかるといわれています。 40代で心筋梗塞を起こして死亡する例も少なくありません。 両親やきょうだいなどに高脂血症の人がいる場合は、家族性高脂血症の可能性がありますから、 その場合は、子供にも早めに検査を受けさせたほうがいいでしょう。 遺伝的な要因だけでなく、ライフスタイルのあちこちにも高脂血症を誘発するものが潜んでいます。 もっとも重要な要素は、何といいましても食生活や生活習慣です。 脂っこいものや甘いものなど高カロリーのものを食べ過ぎると、血液中の中性脂肪や コレステロールは増加します。 とくに、動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸を多く摂ると、LDL(悪玉)コレステロールを 増やす事になります。 他に運動不足や喫煙なども高脂血症を誘発します。 高脂血症・動脈硬化 TOP 「PR」幸せな結婚のために・・・ 美容と健康の温泉選び |
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