肥満による合併症 |
肥満による危険な合併症!(2)
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肥満は万病の元と言う人もいますので・・・ |
TOP | 肥満も特別な自覚症状もない場合が多いので気をつけましょう! |
脂肪細胞や体熱産生、代謝能力など、肥満には遺伝的な要素があります。しかし肥満の最大の 原因は遺伝ではありません。専門家の話では肥満の原因のうち30〜40%が遺伝、60〜70%が 生活環境だといわれています。子供の肥満は、遺伝よりも、親が高カロリー食を好む嗜好や 運動不足といった、太りやすい生活環境で育てられることが最大の原因といえます。 肥満の人は、そうでない人に比べて生活習慣病になる確率が高いことは、種々の研究により実証 されています。肥満は糖尿病、、高血圧、動脈硬化、心臓病、肝臓病胆石、通風、関節炎などの 疾患(すべて生活習慣病)の引き金になり、最近では子宮がん、乳がん、前立腺がん、大腸がん などの罹病率にも肥満が関連しているとの報告もあります。肥満は不健康であるだけでなく、 危険な状態でもあるのです。特に中年過ぎからの肥満、つまり脂肪細胞肥大型の肥満は要注意 という事になりますね。体重が多いと、ひざ痛、腰痛など整形外科疾患も起こりやすいと 云われてますね。 今や心臓病はがんに次いで日本人の死亡原因の第2位になっていますが、その中でも代表的な 疾患が狭心症、心筋梗塞といった虚血性心疾患と呼ばれる病気です。狭心症の場合には、しばらく 安静にしていると、やがて苦しさが消えて元通りに回復しますが、心筋梗塞の場合は違います。 発作は狭心症の場合より強く、体験者はしばしば死を予感します。昔は死亡率30%と 言われましたが、実際に1回の発作で、適切な治療をしても20人に1人は死亡してしまう病気です。 高血圧は、脳卒中の最大の危険因子であり、死因としてはがんや心臓病に次いで第3位ですが 寝たきりや痴ほうの老人が増加していることからもわかるように、脳卒中による後遺症に悩む人は 年々増えています。逆にいえば、寝たきりや痴ほうを招く脳卒中を防ぐためには、高血圧を予防 改善することが先決なのです。また、高血圧は、別名(サイレントキラー)と呼ばれ、狭心症や 心筋梗塞、高血圧性腎臓病、などさまざまな病気を引き起こすと云われてます。 減量の主役はエネルギー摂取制限ですが、その効果を高める脇役として、運動は欠かせない 存在です運動することによって消費エネルギーを増やせるだけでなく、減量による筋肉の減少を 防ぐことができます。 また、運動が習慣づくと基礎代謝(何もしないでいるときに消費されるエネルギー)が増加し、 願ってもない効果が生まれます。別に激しい運動をする必要はなく、無理なく実行でき長期間 続けられるものが一番です。ダイエットに最適な運動として「歩くこと」をおすすめします。 目標は1日1万歩。慣れてきたら速歩に切り替えるとよいと云えるでしょう。 正に、「賢い人は未病を癒し」「愚かな人は病を癒す」です。 予防が第一で、不幸にして病にかかられたら、少しでも早い時期に改善策を始める事が 色々な面での幸福を得る事が出来るという事をお伝え出来れば幸いです。 肥満による危険性(1)へ 現在地は(2) <PR>健康・ダイエットお役立ち |
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