高血圧について |
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高血圧とは? |
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◆高血圧とは◆ 高血圧というのは、血圧が高いという1つの症状をいいます。 測った血圧が高いときには血圧が高いといえますが「高血圧症」とは言い切れません。 高血圧症とは、くり返して測っても血圧が正常より高い場合のことをいいます。 くり返しの測定で最高血圧が140mmHg以上、あるいは、最低血圧が90mmHg以上の 場合は高血圧と診断されるのです。 血液は、人間が生命を維持していくために不可欠な酸素や栄養を体の各部分に運搬し、 老廃物と炭酸ガスを運び去る役割を果たしています。血液は心臓から送り出され体の すみずみまで流れていきます。血圧とは心臓から送り出された血液が動脈の内壁を押す 力(圧力)のことです。 心臓は、収縮と拡張を繰り返して血液を送り出しているので、動脈の中の血圧は心臓の 収縮、拡張に応じて上がったり下がったりします。動脈の血圧が心臓の収縮により最高に 達したときの値が「最高血圧 又は、収縮期血圧」、心臓の拡張により最低に達したときの値が 最低血圧または拡張期血圧です。 高血圧というのは、血圧が高いという1つの症状です。たまたま測った血圧が高いときには 血圧が高いといえますが「高血圧症」とは言い切れません。高血圧症とは、くり返して測っても 血圧が正常より高い場合をいいます。くり返しの測定で最高血圧が140mmHg以上、あるいは、 最低血圧が90mmHg以上の場合は、高血圧と診断されます。 ◆高血圧症の種類◆ ●本態性高血圧症 原因の判らないものをいい、高血圧症の90%以上がこれに入ります。 本態性高血圧症は遺伝的な因子や生活習慣などの環境因子が関与しており、 生活習慣病といわれています。原因としては、過剰な塩分摂取・肥満・飲酒・精神的ストレス 自立神経の調節異常 ・肉体労働の過剰 ・蛋白質、脂質の不適切な摂取 ・喫煙などが 考えられます。 ●二次性高血圧症 体の中に血圧上昇の原因となるはっきりした病気がある時にはこれを二次性高血圧症と 呼びます。この中には、腎動脈狭窄、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫などのように 外科手術が必要になるものもあります。 ◆高血圧症から起こる病気◆ 血管の壁は本来弾力性があるのですが、高血圧状態が長く続くと血管はいつも張りつめた 状態におかれ、次第に厚く、しかも硬くなります。これが高血圧による動脈硬化で、 動脈硬化は、大血管にも、小血管にも起こり、脳出血や脳梗塞、大動脈瘤、腎硬化症、 心筋梗塞、眼底出血などの原因となります。また、心臓は高い血圧にうち勝つために 無理をすることになり、心臓肥大が起こり、心不全になることもあります。したがって、 こうした合併症を予防するためには、高血圧にならないように注意し、既に高血圧の人は 血圧を正常化することが必要です。 (続き)→ 高血圧予防 |
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