免疫のカギ








免疫のカギをにぎる自律神経

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免疫のカギをにぎるのは自律神経

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   免疫のカギをにぎるのは自律神経◆


   日々の健康が維持されているのは、病気から身を守るための防御システムがおのずと
   働いているからです。

   免疫こそが、その防御システムなのです。
   免疫の中心的な役割を果たしているのは主に血液中の白血球の種類ごとの数や働きは、

   実は自律神経の影響を大いに受けているのです。
   つまり、免疫力を高めるには自律神経のバランスを整える事が大変重要なのです。


    


   自律神経とは、人間の意志に関係なく生命を維持する為に自動的に働く神経のことで、
   呼吸や血液の循環、消化、吸収など生命活動の基本となる内臓の働きを調整しています。

   この自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立っているのです。
   体や心がリラックスしていれば副交感神経が優位に立ち、仕事や興奮状態の時には、
   交感神経が優位に立ちます。



   この自律神経がどちらかに大きく偏った状態になると、病気になってしまいます。
   例えば、交感神経が優位になると、血管が過度に収縮して血行が悪くなり、循環器系の
   病気が発症します。


   消化器系の働きも悪くなる為、腸に老廃物がたまって病気になることもあるのです。
   また、顆粒球が過剰に増えます。

   顆粒球は体内に侵入した細菌などと闘いますが、役割を終えると活性酸素を放出しながら
   死んでいきます。


     


   過剰に増加した活性酸素が体内で組織破壊を起こし、病気を引き起こすことも考えられる。
   逆に、副交感神経が優位に立っている場合はどうでしょうか。

   「リラックスしているのだから病気にならないのでは?」と思われるかもしれませんが、
   そうではありません。



   適度に優位ならば血管が拡張して血行がよくなるのですが、過度になると血管が
   拡張しすぎてうっ血状態になり、むしろ血行が悪くなって病気になることがある。

   重要なのは、自律神経のバランスです。
   一方に偏らないことこそが免疫力を高め、病気を退治する最高の状態なのです。



  


     (続き)→ 免疫力低下が病気のもと


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