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心理編

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    心理編

   
   上手に人をほめる能力を持つ
 
   ほめられて心から怒る人はいないので、人をほめるのが上手な人は、少なくても得します。
   なぜなら、ほめた自分も気分がいいからです。人をほめることで相手から好感を持たれる筈である。

   相手に好感を持たれると自分も気分がよくなります。
   これこそ一石二鳥といえます。ほめられた相手はあなたを高く評価することになります。

   「この人は自分のいいところを認めてくれた」と、つまり「相手をほめる」とは、相手を認める事と
   同じなのです。

   もちろん自分のために人をほめるわけではありませんが、結果的に自分もいい気分になれれば
   それでいいのではないだろうか。


 
   日本人はほめるのがとても下手だと感じます。それは、お世辞を言うとかおべんちゃらを言うとか、
   人をほめる行為をよくないことのように受け取る傾向があるからではないだろうか。

   何故そんなふうになったのかよく分からないが、おそらく控えめであることが美徳というい昔の日本人の
   考え方からきていのだとも考えられる。

   しかし、ただ漠然とほめればいいというものではありません。ほめるにもコツがあります。
 
   ほめるときのコツは、「好き」という言葉を使うこと相手の人がほめられたいと思っているところをほめること。
   これが原則である為、相手がほめられたいと思っているところに、素早く気づく能力が必要です。

   ほめるのが下手な人はそこに中々気付かないのです。
   人をほめるには、幅広い知識や情報がないと、上手に人をほめることはできないということになる。



   ほめ言葉に関してもコツがあります。「よい」とか「すごい」とかを使うのが最高のほめ言葉ではない。
   直接的にほめるよりも、間接的なほうがより効果てきともいえる。

   また、もっと気軽な表現を用いるほうがかえって印象的です。
   たとえば「好き」という言葉を使うのもよい方法である。

   「あなたのヘアスタイル、好きよ」とだけ言えば、充分にほめていることになるのである。
   「そのバッグ、私もほしいな」というのもいいほめ方の一つではないだろうか。

   「そのシャツ、どこで買ったの、教えて」これも実はほめ言葉の一つになる。
   相手の人のセンスのよさをほめていることになるからである。



   よく考えてみると、自分が誰かをほめた回数が意外に少ないと思わないだろうか?
   また、親しい人のことを今更ほめるのなんてという、恥ずかしさのようなものを感じているかもしれませんが、

   ほめられて怒る人はいないはずである。
   ほめることは決して恥ずかしいどころか、二人の関係もいい方に変わるのである。

   
    ☆ポイント 「ほめる」という行為は人間関係をより円滑にす威力がある
           (幸福・幸運は「心豊かな場所」 が好みである) 


  



   
人の薦めや新たな情報に耳を傾ける
 
   自分を変える、やさしい方法。
   それは、自分のこだわりを捨てること。多くの人は、いつの間にかこだわりを色々と持ってしまう。

   
   すべてを受け入れるというのではないが、他人からの影響をもっと受けたらいいのにと思うのである。
   他の考え方やものの見方を認めてみる。
 
   自分の頭にある知識だけという狭い範囲の中にあるものしか目に入れないのではなく、
   人から何かを薦められたら一度はその人が言ったように考えてみることである。

   昔流の言い方なら、だまされたと思って人の口車にちょっとは乗ってみることも・・・。
   一度やってみることも・・・その態度があなたを変えるきっかけとなるのです。
   (但し、正しい判断能力が必要)
 
   しかし、多くの方々は現在までの自分の脳にあるもの以外を受け入れることに抵抗感が生じてしまう。
   その「こだわり」が自分を変えるのを邪魔している。

   著者のようにテニスを誘われても「女性のスポーツ、そんなもの・・・」と、やってもみないで、
   「テニスなどやったところで、たいした事ではない」と受け入れないのである。 
   せっかく自分を変えられる素晴らしいチャンスがそこにあるのに、ほとんどの人はそれを見逃してしまう。
   もったいない話です。自分を変えるチャンスはすぐそこにあるのです。

   人の「薦めに・情報」に耳を傾ける、それこそが自分を変えられるチャンスであり、幸運を呼ぶチャンスかも。
 

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