 ◆病気の要因を減らす◆★食事の大切な意味★ 健康能や組織を健康に保つ役割を果たし、生命の源となりますので十分な注意が必要です。 食事の内容に偏りがあったり、暴飲暴食を続けることは肥満を招き、高血圧、高脂血症、 糖尿病、痛風といった生活習慣病を招く原因にもなりかねません。 循環器疾患の中でも、動脈硬化によって引き起こされる心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などの 病気は免疫力を含む、いくつかの「危険因子」が重なり合うことで発症する場合が多いことが わかっていますので、これらの危険因子を減らすことは、病気の要因を減らすことになるのです。 適正なカロリーを守り、食品をバランスよく組み合わせた食事は健康の基本です。さらに身体の 状態に応じてある程度の制限を加えた食事療法は、間接的な疾病の改善や病気の悪化を防ぐ、 重要な役割を果たしています。病院での薬物療法も、食事療法や運動療法をきちんと 進めることで相乗効果が働きあり、効果がさらにあがります。  ★病気を防ぐ★ 食事療法は生活習慣病をはじめとする病気の予防になる。 血圧が高めであったり、肥満気味である、あるいは健康診断で「要注意」と診断が 下された人は、病気の始まり状態ということです。 まだ病名がつかないが、このままでは病気になる、という状態です。 この時点では、食事療法で状態を改善することができることもあり、高血圧や心臓病などの 病気に進むことを予防することが可能といえます。  ★病気を悪化させないように★ すでに病気と診断された場合は、薬物療法や運動療法と合わせて、食事療法で肥満や 高血圧などを改善することによって、病気を悪化させないこともできます。 医師から病気と治療の説明をよく聞いた上で、食事についての改善が必要な時は、具体的な 食事内容や調理方法などについて栄養士の指導をうけながら食事療法を進めましょう。 食事療法は病気と向き合い、無理をしないで長く続けることが大切です。 そこで、食事療法を嫌なものと思わず、逆に楽しむことができるぐらいに気持ちを 切り替えるように心掛けることがよい方法です。  ★食事と栄養への理解する★ 食事療法といっても、大事なことは、身体の状態に合った食事内容です。 正しい知識を得て、適切な食材を選び、調理や味付けに工夫をこらしてまみすと、 食卓を豊かなものにすることもできます。 調理する習慣のない人、単身赴任や独身男性は、食事療法は難しいと思われるかも しれませんが、食事への理解を深めるよいキッカケと考える事をされると良いでしょう。 調理に興味を持ち、料理を趣味の１つにされる事をお薦めします。 しかし、調理を楽しめるようになるまでは、最初から難しいメニューに挑戦せず、ふだんの 食事に凝りすぎないようにしましょう。 （続き）→ 外食での心得 |
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