合併症 |
|
||
合併症 |
TOP | 合併症のページ |
◆合併症◆ 水いぼ(伝染性軟属腫:でんせんせいなんぞくしゅ)は伝染性軟属腫ウイルスが皮膚に 感染するために起こる病気です。 真ん中が少し凹んだ数ミリの皮膚の白い盛り上がりが多発し、通常かゆみはありませんが、 アトピー性皮膚炎患者の場合はもともとの湿疹によりかゆみを伴うことが多いようです。 水いぼは接触することで感染し、プールや入浴時などの直接の接触によることが多いと いわれています。 アトピー性皮膚炎患者のように皮膚がかさかさしていると感染しやすくなると考えられてます。 現時点では有効な薬はなく、ピンセットで水いぼをつまみとるのが確実な方法です。 かなり痛いのですが、つまみとる前に麻酔のテープを貼っておくと痛みは少なくなりますが、 水いぼは普通は半年ぐらいで自然に消えてしまいます。したがって無理に治療する必要は ないという意見もありますが、アトピー性皮膚炎患者の場合、掻くことによって新しい水いぼを 作ってしまい、全身に広がったりします。またプールに行ったりすると、他人にうつして しまうため、エチケットの上からも治療した方がいいといわれています。 カポジ水痘様発疹症(かぽじすいとうようほっしんしょう)は単純ヘルペスウイルスが皮膚に 感染するために起こる病気です。広い範囲に小さい水ぶくれができ、リンパ腺がはれたり、 熱も38度以上の高熱がでることが多く、時には脳炎を起こすこともあります。水いぼと 同じように、アトピー性皮膚炎患者のように皮膚がかさかさしていると感染しやすくなると 考えられています。 早期に発見すれば、ウイルスを殺す飲み薬と安静でほとんどが治ります。重症の場合は 入院してウイルスを殺す点滴治療をします。 とびひの範囲がせまい場合は、抗生物質の塗り薬でよくなりますが、広がってくる場合は、 抗生物質の飲み薬も飲むようにします。またシャワーで清潔に保つことも重要なことです。 アトピー性皮膚炎患者に、しばしば白内障(眼の水晶体というレンズが白く濁ってくる病気)を 合併することが知られています。その原因は眼の周りの湿疹がかゆくて眼をこすったり、 炎症が水晶体に影響を与えるためと考えられています。 また、同じ様に網膜剥離(もうまくはくり)が起こりやすいことも知られています。従って、 眼の周りの湿疹が悪化しないように十分な治療をすることが大切です。 こちらは製品広告です→気化式加湿機搭載S型オイルヒーター (続き)→ フラボノイドが花粉症やアトピーを改善 アトピー性皮膚炎TOPへ |
|
TOP |