脳梗塞 しびれ |
「もしも」に備える |
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脳梗塞もしもに備える心得 |
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◆突然意識を失ったときや、大ケガをしたとき、応急対応の善し悪しが、 その後の回復を大きく左右する。 帝京大学救命救急センター 坂本哲也教授談 (引用) 「近所に迷惑がかかる」と、119番を躊躇(ちゅうちょ)する人もいるが、脳梗塞(こうそく)などでは、 このためらいが命取りになりかねない。 ■突然、家で倒れたら いったん発症すると完全回復するのが難しかった脳梗塞に、2年前、画期的な治療薬が登場した。 脳の血管の中にできた血の塊(血栓)を溶かす血栓溶解剤「tPA」で、この薬を投与すれば30%の 確率で後遺症も出ずに完治するという。 この薬の使用には「発症後3時間以内」という条件がつく。 血流が途絶えた状態が長く続いた後で血栓を溶かしてしまうと、血流が回復した勢いで血管が、 破れ、脳出血を起こすことが多いからだ。 潜在的に使えた患者で実際に使用できたのは2割以下にとどまっているようだ。 病院に到着してからtPA治療を受けるまでには、どんなに早く対応できても1時間かかるとされる。 1分、1秒も無駄にできない。 家族らが脳梗塞の発作を見落とさずに、すぐに、119番できるかどうかが、完全回復への、 分かれ目となる。 急激に胸が締め付けられる心筋梗塞や狭心症と異なり、脳梗塞の症状はまちまち。 日中ではなく起床時に発症することも多く、「しばらく様子をみれば治るかもしれない」と、 判断しがちだ。 意識障害がなくても「しゃべっていて、ろれつがまわらなくなる」などの症状突然出ると、 脳梗塞の疑いが強い。 夜中、早朝に関係なくためらわずに救急車を呼ぼう。ここ数年、救急車の過剰な出動要請が、 社会問題となっているが「東京などの大都市部に限られた問題。 急に胸が締め付けられたり、脳梗塞が疑われる症状がでたりしたら、 すぐに救急車を呼んでほしい」と、帝京大学救命救急センターの坂本哲也教授は訴える。 ■けがで出血したら 血が出るようなけがをした場合、まず、出血の部位や程度、手足の変形などのほかに、 ショック症状がないかチェックする。 体内の血液が急激に失われると、臓器や細胞の機能を維持するのに欠かせない血液循環が、 得られずに、顔面蒼白(そうはく)や四肢冷感、冷や汗などの症状が出る。 成人の総血液量は体重の7〜8%。 そのうち急激に20%を失うとショック症状が出て、30%を越すと命が危ない。 応急手当が必要なのは噴き出すような「動脈性出血」。 真っ赤な血液が脈打つたびに噴出する。 赤黒い血液が持続的にわき出してくる「静脈性出血」も長引けば危険だ。 出血部位にガーゼやタオルをあてて、その上から手で強く圧迫する。 片手で無理なら両手で握り、救急車が到着するまで押さえる。 感染を避けるため、ビニール袋やゴム手袋をはめてやる。 出血部位の心臓に近いところを布などで縛る「止血帯法」が推奨されていたころもあるが、 東京救急協会の茂呂浩光指導課長は「素人には難しく、細いヒモや針金などを使って、 強く締め付けすぎると、逆に体を傷めることになる」と、話す。 血流が途絶えた場所が壊死(えし)することもあるので、避けた方がよい。 こちらは製品広告です)→脳梗塞や心筋梗塞の予防に禁煙のクリーンシガレットはいかがでしょうか。 |
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