ピロリ菌と胃ガンの関係 |
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ピロリ菌で胃ガン発症の仕組み解明 |
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☆肥満に注意!医療費増加 糖尿病では、2.5倍 (京大調査)2007.8月現在 ◆食べすぎなどで、肥満になると糖尿病治療にかかる年間医療費が平均的な身長・体重の 人にくらべて、2.5倍、高血圧の医療費が同1.3倍に増えるという分析結果を発表した。 研究班は「肥満は健康だけでなく国の財政や家計にも影響を与える。将来のお金の 負担を減らすためにもダイエットを」と呼びかけている。 厚生労働省の「国民医療費」「国民健康・栄養調査」2001年のデータをもとに分析した。 肥満の度合いを示すBMI(体重を身長の二乗で割った数値)が23の日本人の平均的な体重 (男性約64kg、女性約54s)の人が費やした糖尿病、高血圧の一人当たり年間医療費は、 それぞれ9.1万円、5万円。体重が男性で約20kg、女性で約17kg増えたBMIが30の 人では、糖尿病医療費は、22.7万円と2.5倍、高血圧の医療費は1.3倍だった。 BMI30以上は世界保健機関(WHO)が定めた肥満の判定基準で、日本人では、 人口の約4%が該当する。 BMI30に達しなくても内臓に脂肪が多くたまるメタボリック症候群になると糖尿病や 高血圧症などを招く。厚労省の調べでは40〜74歳の男性の約2人に1人、女性の、 約5人に1人が、メタボリック症候群かその予備軍に当てはまっている。 ◆酵素の働き京大が確認◆ (平成19年4月2日現在) 感染すると胃ガンになりやすくなることで知られる細菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)について、 京都大学の千葉勉教授らの研究チームが胃ガン発症の詳しい仕組みを解明した。 胃の細胞にピロリ菌が感染すると、ガン抑制遺伝子を変異させる酵素を呼び寄せる働きが あることが分かり、胃がん発症につながるという。 成果は米医学誌ネイチャーメディシン電子版に二日掲載する。 ピロリ菌はオーストラリアのバリー・マーシャル博士らによって発見され、 胃炎や胃潰瘍を起こす。 また、その後の研究で感染すると胃ガンになりやすいことが分かった。 マーシャル博士らは2005年にノーベル生理学医学賞を受賞したが胃ガンを引き起こす 具体的な仕組みは分からなかった。 京大チームがピロリ菌に感染したマウスの胃を調べたところ、免疫関連の酵素が働いていた。 通常はリンパ細胞で働き、多様な抗体を生み出す酵素だが、胃では胃壁の細胞の ガン抑制遺伝子を突然変異させる。 遺伝子が変異した細胞はガンになりやすくなる。 人間の胃の細胞にピロリ菌を感染させて培養したところ、この酵素が増えた。 日本人の四割程度がピロリ菌の保菌者とみられ、感染すると胃ガンを 発症するリスクが高まるとの調査結果が出ている。 抗生物質を使って除菌し、胃ガンの発症を防ぐ試みが進んでいる。 |
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