壊疽 |
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壊疽などに新治療法 |
TOP | 足の切断避けられる可能性 |
◆糖尿病などの壊疽に新治療法◆ 日本医科大学のグループは、糖尿病などが原因で起きる重症の壊疽(えそ)の新しい 治療法を開発した。 医療用の無菌ウジを使って死んだ組織を除去した後、皮膚を移植する手法を組み 合わせた。 皮膚移植で治らなかった患者で効果を確認した。 足の切断という治療法を避けられる可能性がある。 開発したのは宮本正章助教授、水野博司助教授ら。 無菌ウジを使った治療法は「マゴットセラピー」と呼ばれ、欧米のほか国内でも始まっている。 ウジが壊死(えし)した組織だけを取り除く。 ただ、重症だときれいに治るまで1年以上かかることもあるが、今回は人工皮膚や 患者自身の皮膚を移植するため、傷口が覆われるので2〜3ヶ月で治り、 再発の可能性も低くなる。 皮膚移植に失敗した患者10人にマゴットセラピーを施してから皮膚を移植しなおした ところ9人が治った。 2007年3月5日 日本経済新聞 掲載記事を抜粋 糖尿病=病院での還元水治療 |
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